ネセシダーデス公園の廃墟/Park of Necessidades

【シリーズ 世界の廃墟】

2020年10月某日。
ポルトガルのリスボンにあるネセシダーデス公園を訪れた。

この公園はリスボン郊外にあるネセシダーデス宮殿に隣接しており、もともとは宮殿の庭園だった場所である。
ネセシダーデス宮殿の歴史は古く、18世紀に建てられ、現在は外務省の建物として利用されているようだ。

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早速、園内へ___。

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園内には大きな広場や林道があり、コロナの影響かそれほど人はいなかったが、家族連れや散歩を楽しむ地元の人がいた。
敷地内には学校もあったりする。

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さらに鳥が多く、アヒルやニワトリ、孔雀などが園内を自由に歩き回っていた。

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孔雀までいるとは、さすが宮殿の庭園と言った感じだ。
そしてこの公園で一番目を引いたものは、敷地内にある廃墟群である。

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統一されたデザインの建物もあれば、何か異質な雰囲気の建物もあった。
果たして何に使われていたのだろうか……。

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さらに園内にあったドーム型の温室のような建物も、使われている様子はなかった。
屋根のガラスは殆どが割れ、散乱している状態だった。

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一応、どの廃墟も施錠やコンクリート壁で埋められ、侵入することは出来ない状態になっている。

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敷地内には、ざっと数えて20ほどの廃墟がある。

恐らく宮殿に仕えた人の家や施設として建てられたものかと思うが、何だか時代も違う感じがし、謎は深まるばかりだ。
一応、インターネットで調べてみたがGoogle翻訳の壁は厚く、よく分からない状態だ。

とりあえず今は、リスボン市民の憩いの場として活用されているようだ。

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終わり___。


Park of Necessidades

Abandoned Places standing in a quiet place.
Impressed by the historical place.

Location: Lisbon Portugal
Shooting date: 10/2020
category: Abandoned Places
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