彩虹眷村/Rainbow Village
2020年1月某日。
台湾の台中にある彩虹眷村(さいこうけんそん)を訪れた。
この村はかつて、再開発のために住人たちの立ち退きが決まっていた。
しかし、住人の老人が建物に絵を描き始めると、その独創的で可愛らしいイラストが評判となり、村は台中の一大観光スポットと化したのである。
私は4年前にも一度、この村を訪れているのだが、その時は半数近くの家屋が老朽化により、立ち入りが危険な状態であった。果たして現在、村はどういう状況になっているのだろうか。
もしかすると既に……そんな事を思いつつも早速、最寄り駅「台中高鐵駅」より歩いて向かう事に___。

こちらが駅前の様子。
たいていの観光客はバスやタクシーなどを利用するが、前回も徒歩で行ったので道を迷う事はないだろう。
台中高鐵駅は驚くほど立派な建物だが、少し歩くと喉かな風景が続く____。

さらに歩く事30分___。
以前にも見かけたゴルフの練習場前を通過。

そして村の手間に位置する十字路には、彩虹眷村を示す看板があった。

果たして、彩虹眷村はまだ健在だろうか……。
彩虹眷村に到着____。


健在どころか、以前に増しての人気っぷり。
何だか子供達が遊ぶアスレチックみたいな物まで出来ていた。

以前は老朽化が進んでいた建物も綺麗に修復され、観光地として完成体となっていた。


そして、こちらが彩虹眷村をカラフルに変身させたおじいちゃん……のパネル。

まさか本人もこれほどの観光スポットになるとは、夢にも思わなかったのでは……。
今は一体どこで何をしているのだろうか____。

決して広い敷地ではないが、多くの観光客が集まっており台湾人の他に欧米人や日本人も多く見受けられた。
さらにまさかのお土産展開もしており、おじいちゃんの独特で可愛いイラストの絵葉書やマグカップ、Tシャツなどが売られていた。


そして、まさかのご本人登場。

多くの観光客に写真やサインを頼まれる中、こんな単独おじさんにも優しく接してくれた優しいおじいちゃん。
せっかくなので、ノートを一冊購入させていただいた。
私は1時間ほど滞在し、この場所を後にした____。
4年前に訪れた時と比べ物にならないほど、観光化が進んでいたのは少し驚いたものの、台湾の観光資源となるのであれば、これはとても良い事だと思う。
おじいちゃんには無理のない程度に、これからも頑張って頂きたい。

おわり___。
Location: Taichung Taiwan
Shooting date: 01/2020
category: Amazing Place
It became indispensable for Taichung tourism.
All souvenirs are cute and beautiful.
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