ビカッタン・マーケット/Bicutan Market
2019年05月某日。
フィリピンのマニラにあるビカッタン・マーケットへ行ってきた。
このマーケットはマニラの南部に位置し、地元の人で賑わうローカルな市場だ。
観光で訪れるような場所ではないが、BSの某番組で紹介され何だか面白そうなのでマニラ滞在中に行ってみた。
早速、ビカッタン・マーケットの最寄り駅【ビカッタン駅】まで電車で移動する。
マニラの電車は市街地の頭上を走る高架電車と地上のローカル線がある。
今回はローカル線を使うのだが、駅も線路も年季が入っており『ザ・マニラ!』と言った感じで好きだ。

電車を待つこと30分__。
いつ来るか分からない電車がようやく見えてきた。

乗車から間もなく電車がゆっくりと動き出す。
車内は現地の人で混みあっていたが、驚きなのが窓の作りだ。
外からの投石があるらしく金網が貼られていた。
何だか護送車に乗っている気分だ。
電車に揺られること30分___。
ビカッタン駅に到着。
近くに大型のショッピングモールがあるためか、多くの人がこの駅で下車する。
数十メートル歩くと市場らしきものが見えてきた。

想像以上のローカル感にテンションがあがる。
違法トロッコが元気よく走っていた。

このトロッコを利用すれば格安で一駅、二駅を移動することが出来る。
ただしこの線路はトロッコ専用に引かれたレールではなく、現役の電車と同じ線路を使っているというクレイジーな仕様となっている。
早速、私は市場の中へと進む。


主に野菜や日常品が売られていたが、市場というより何だか屋台街のような感じだ。
そして5分ほどで、元いた場所に逆戻りしてしまう。
あれ?こんな小さい市場なのか・・・。
近くの陸橋に上がり再度、市場を確認してみる。

どうやら東側に大きな建物があり、あれが「ビカッタン・マーケット」のようだ。
わたしはただその周りを廻っていただけであった。
気を取り直して市場へと潜入。




場内では野菜、米、肉、魚と日常品を含め何でも売っていた。
しかしマーケットに到着したのが昼過ぎだったため、肉や魚などの生ものはあまり並んでいなかった。
早朝に来ればもう少し違う絵が撮れたかもしれないと少し後悔。
せっかくなので、場内にある食堂でランチをいただく事に___。

数種類あるおかずから好きなのを選び、ライスとコーラも頂く。
こんな感じ___。

2種類のおかずとライスにスープ&コーラで値段は約215円。
お得にもほどがあるだろ。
味はフィリピン料理らしく、しっかりとした味付けでゴハンとの相性も抜群だ。
コーラが少し酸っぱかったが、これは東南アジア食堂あるあるだから仕方ない。
途中でストリートチルドレンたちのプレッシャーがありながらも5分ほどで完食。
本当に美味しいご飯をありがとうございました。

私は1時間ほど滞在し、ビカッタン・マーケットを後にした。

ビカッタン・マーケットではもちろん観光客に会うことはなく、ローカルなマニラを体験できた。
市場はその国の色を映す。だから好きだ。
今後も世界中の市場に行ってみたい。
最後に_____。
ビカッタン駅から3kmくらい先にある「バイ湖」へ行ってきた。

感動より脱水症状になりかけて、参った。
終り。
Bicutan MarketLocation: Manilar Philippines
Shooting date: 05/2019
category: Market & Night Market
A nice market like the Philippines.
The Restaurants is delicious and great.
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