水かけ祭り ソンクラーン/Songkran Festiva


2019年4月13日。
バンコクの水かけ祭りソンクラーンを体験してきた。

このお祭りはタイ王国における旧正月をお祝いする行事の一環であり、古くは仏像や人の体を水で清めるという神聖なものであったが、今となっては街中で人々が水をかけ合う奇祭へと変貌したのである。

情報によると街を歩いているだけで、通行人やトラックの荷台からバケツや水鉄砲で水をかけられるとの事。

私は恐る恐る外へと出てみた___。

こちらが宿泊したアパート前のストリート。
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普段と変わらない様子だ。
都心部から少し外れたエリアのため、そんなに盛り上がっていないのかと思ったが・・・

早速、このお祭りに巻き込まれる。
近所のおばちゃんからキンキンに冷えた水を背中から流し込まれる。

子供たちは走る車やバイク目掛けて水をバンバンと浴びせる。
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この表情。
こいつら本気だと思わせてくれる躍動感のある一枚が撮れた。

最寄りの駅につく頃には私の服やカバンはビショビショとなる。
私はスカイトレインに乗り、twitter情報で一番盛り上がっていそうなSiam(サイアム)駅を目指した。

ちなみに電車やモノレールに乗る際には水鉄砲の水は抜かなければいけない。


サイアム駅に到着____。
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想像以上の盛り上がりと人だかり。
一つのストリートが戦場と化していた。

さすが観光都市バンコクと言うべきか、参加者には多くの外国人がいた。

この人数に対応すべき水は至る所で補充が可能。
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水鉄砲は一週間ほど前からコンビニや屋台で売られているのを見かけていたが、ジャーナリストな私は銃を持たずカメラを片手にこの戦場に突入した。
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予想以上に狙われた。

街では銃を持たない人は基本撃たない!みたいなルールがあるが、みんな私のカメラをぶっ壊そうとバンバン狙ってくる。
カメラをジップロックで包みビニールテープをグルグル巻きにしたとはいえ、いつ壊れるか不安であった。

避難のために入った7イレブンもビショビショの体にはエアコンが強烈すぎた____。
老体にこれが効いたか私はサイアムエリアからの撤退を余儀なくされた。

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年に3日間だけ開催されるソンクラーン。
日本ではまず考えられないこのイベントにタイの人々の心の豊かさを感じた。

とは言い切れず……

お祭りに参加していない若いカップルが水をかけられ彼氏が怒号をあげたり、翌日のニュースでは暴徒化した話題が取り上げられるなどやっぱりなっちゃうのはなっちゃう様だ。

色んな意味でアツいお祭りであった。

最後に・・・・

エイリアンのシガニー・ウィーバーを彷彿とさせる少女。
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未来が楽しみだ___。

Songkran Festiva

Location: Bangkok Thailand
Shooting date: 04/2019
category: Amazing Place

It's a really hot festival.
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