ダニンゴン市場/Da Nyin Gone Wet Market
2019年1月某日
ミャンマーのヤンゴンにあるダニンゴン市場を訪ねてみた。
この市場の特徴は現役で使われている線路をジャックするかの如く露店が並んでいることだ。
早速、宿泊先から電車でダニンゴン市場を目指す。

こちらがヤンゴンの電車。
車体の殆どが日本のお古であり、至る所に日本語やJRのロゴが見受けられる。
日本のふかふか椅子でなかったのはちょっと残念であったが、窓とドアが全開で車内はとても涼しい。
朝食が済んでいなかったので、オバちゃんからパンを購入。

揚げたパンにバターをたっぷりと塗って練乳をかける。
味は想像通りの美味さといった感じであったが、何より約14円(200チャット)という爆裂な安さが嬉しい。
他にもミカンや卵、ミネラルウォーターなどが車内販売されていた。
道中、謎の待ち時間などもあったが1時間ほどでダニンゴン市場に到着____。


事前情報の通り、線路の上で堂々と店を開く人びと……。
種類豊富な野菜や果物が販売されており平日の午前中にも関わらず、この賑わいは圧巻だ。
線路の横にも市場が続いていたので、さっそく中へと入ってみた。

トウモロコシの売り場を発見。

大量の皮があたり一面に捨てられていた。

日本でもお馴染みの黄色いトウモロコシに白・紫と様々な種類が販売されていた。
値段は確認できなかったが、恐らく格安だろう……。
次に見つけたのは謎の泥みたいな商品。

強烈な匂いが印象的であったコイツは『ガピ』という食材。
魚やエビをペースト状にして発酵させたもので、ダシなどに使われているようだ。
そしてお待ちかねのお肉屋さん。

衛生面は他の東南アジアと左程変わらない感じで、売っているものも豚肉を中心に定番どころが抑えられていた。
現地の言葉でよく分からなかったが色々と説明してくれた優しいお肉屋姉さん。
さらに市場には食堂もあり、休憩するオジさんで賑わっていた。

手前のお店は日差しも入り、オシャレなオープンカフェのようだったが建物の奥にある食堂は真っ暗で何故か金網で囲まれていた…。キングオブジャンクフード。
少し時間があったので隣接する住宅街にもお邪魔してみた。


ノスタルジックな感じの住宅街。
そんなに広いエリアではなかったが老若男女がたくさん住んでおり、謎の異国人にも笑顔で手を振ってくれた。

入浴中の若旦那も快く取材に応じてくれた。
その後、近所のレストランで食事を済ませた私は2時間ほどでダニンゴン市場を後にした。
恐らく日本のどこを探してもこれだけ強烈な市場は存在しないと思うが、人のいるところに市場あり!これからも世界の市場に行きたいと思う。
さよなら~ダニンゴン。
Da Nyin Gone Wet MarketLocation: Yangon Myanmar
Shooting date: 01/2019
category: Market & Night Market
The market is overwhelmed by the bustle of people.
I am delighted to be able to feel the price and kindness of the people of Myanmar.
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