マニラの墓地スラム/Manila cemetery slum
【シリーズ 世界のスラム街】
2017年11月某日。
フィリピンのマニラにある墓地スラムへ行ってきた。
墓地スラムという謎のパワーワードに惹かれマニラ滞在中に訪問する事とに…。
早速、マニラ北部にある墓地へと向かった。
11月は昼間の気温もそれほど上がらず快適な出発__。
幸運な事に宿泊していたホテルから徒歩30分ほどに墓地はある。
ホテルを出発して間もなくバンブルビーカラーの車を発見。
これは”ジープニー”というマニラ市民の大切な足で街中を走り回っている。
夜はド派手なネオンを輝かせ異様な雰囲気を漂わせる…。
歩くこと30分__。
墓地の入り口が見えてきた。
正直、もっとカオスな墓地を想像していたがむしろ綺麗で立派な墓地であった。
ゲートをくぐり敷地内へと進む__。
驚きなのは人の数…。
土曜日ということもあったが日本のお盆などと比較しても比べ物にならない賑わいである。
敷地内には花や飾り物などの他にもお菓子やドリンクの売店があった。
恐らく1等区と思われる場所を発見__。
お墓の1つ1つが立派な建築物となっており、ココ一帯が街の様になっている。
特殊な墓地には驚いたものの肝心のスラム感がない…。
少し不安になりつつも広い敷地内の探索をつづける。
歩くこと15分__。
洗濯をする女性が見えてきた。
墓地で洗濯…恐らくここの住人だろう。
ようやく人が住むと思われる一角を発見。
さらに子供たち10人くらいに囲まれ「マネー、マネー」と言われる。
マニラではストリートチルドレンも多く街でも子供に声をかけられることもある…ようやくスラム感がでてきた。
さらにカメラを撮っていると、イカツイ若者2人に罵声をあびせられる。
午前中にトンド地区のスラムにも足を運んだが、こちらの方が少し活発があった___。
ちょっと怖くなったので犬とかを被写体にする。
彼は一体、何を見つめているのだろうか…。
情報によると住人たちは許可なく墓地に占拠しているらしく墓地の本当の持ち主も占拠されている事を知らない…。
滞在から1時間30分ほど、私は墓地スラムを後にした__。
現在、麻薬撲滅運動など国の再建を図っているフィリピンだが住む家がなく墓地を占拠する人々がいる現状…。
日本からも近く親交のあるフィリピンが豊かになることを願うばかりだ。
最後にマニラのマクドナルドより。
チキン&バーガーと見せかけて…
チキン&ライス…。
これで200円前後と超格安!
物価も安く刺激的な街、マニラ。一人旅におすすめです。
Manila cemetery slum
Location: Manila Philippines
Shooting date: 11/2017
category: slum
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