チェコ料理おすすめレストラン~プラハ編~/Recommended Czech food restaurant-Prague edition-
【シリーズ 世界のレストラン】
チェコのプラハ滞在中に行ったレストランと名物のチェコ料理をご紹介させていただきます。プラハの旅を検討されている方の役に少しでも立てばと思っております。値段はチェコ共和国の通貨Kč(チェコ・コルナ)表記となります。
1.スヴィーチコヴァー Svíčková 299Kč
牛肉のサーロインやフィレ肉に特製のクリームソースをかけたチェコを代表する肉料理。濃厚でありながら、癖のないソースは牛肉との相性が抜群です。付け添えのクネドリーキ(茹パン)にソースを浸して食べると、とても美味しいです。シチューが好きな方にお勧めです。
2.ブランボラーク Bramboráky 159Kč
すりおろしたジャガイモにニンニクや卵、小麦粉などを混ぜ、こんがりと焼きあげたチェコの家庭料理のひとつブランボラーク。表面はかなり強めに焼かれており、とても香ばしい一方で、中はフワッとした食感です。私が食べたレストランでは、カマンベールチーズも入っており、見た目以上にボリュームのある一品でした。日本のお好み焼きや、ハッシュポテトが好きな方にお勧めです。
スヴィーチコヴァーとブランボラークはレストラン
『U Pravdů』で食べました。
3.ペチェナー・カフナ Pečená kachna 799Kč ※クネドリーキとセット価格
鴨のロースト。じっくりと焼かれた皮はパリパリで、口に入れると鴨の香ばしさと旨味を感じることができます。またお肉はとても柔らかく、臭みなどは一切ありませんでした。グレイビーボートに入った味の濃いソースとの相性は良く、鶏料理が好きな方には是非、お勧めしたい一品です。ただし私が訪れたレストランでは、量がかなりあったので、シェアまたは残りをテイクアウトすることをお勧めします。
4.クネドリーキ Knedlíky 799Kč ※ペチェナー・カフナとセット価格
チェコの主食や付け合わせに欠かせないクネドリーキ。小麦またはジャガイモで作られ生地を茹でた物をクネドーキといいます。小麦の方はモチモチとした食感と、ほんのりと感じる小麦の甘みが特徴です。ジャガイモのクネドリーキは、よりモチモチとした食感で、塩気が効いたベーコンが乗せられており、おかずのような一品です。クネドーリキは、日本の蒸しパンや練り物が好きな方にお勧めです。
ペチェナー・カフナとクネドリーキはレストラン
『Restaurant - Café Svatého Václava』で食べました。
5.タタラーク Tatarák 295Kč
ヨーロッパの多くの国で食されるタルタルステーキ。チェコでも人気です。新鮮な牛肉のパテをカリカリのバケットに乗せて頂くスタイル。お肉の鮮度はとても良く、臭みなく、牛肉の旨味や甘味を感じることができます。バケットに生のニンニクを擦りつけることで、美味さが倍増しますが、その後のスケジュールは必ず確認してください。ユッケや馬刺しが好きな方にお勧めです。
6.グラーシュ Gulasch 189Kč
ハンガリーに起源をもつ中央ヨーロッパを中心に食されるグラーシュはチェコでも頂けます。牛肉の旨味と香辛料の香りを感じるスープは濃厚で一口目からその味の虜になります。私が頂いたレストランでは、付け合わせにクネドリーキとブランボラークが付いており、チェコ料理を満喫できる一皿でした。日本のビーフシチューが好きな方にお勧めです。
タタラークとグラーシュはレストラン
『Pivnice „U zlatého slona“』で食べました。
7.ポークナックル vepřové koleno 500Kč
豚のモモ肉を豪快にローストした料理。肉汁溢れるジューシーな豚肉は食べ応えがある一方で、付け添えのマスタードソースと西洋わさびとの相性が良く、見た目以上にヘビーにならない一品です。日本の角煮が好きな方にお勧めの一品です。
8.スメチカ Smažený sýr 280Kč
チーズのブロックをフライにした豪快な料理。使用されるチーズはお店によって多少異なるようですが、エダムチーズというチーズが一般的の様です。サクサクのフライの中からトロトロでアツアツのチーズが溢れだしてきます。想像の範囲内かと思いますが、タルタルソースとよく合います。スターターとして頼んだつもりでしたが、思った以上にボリュームがあるので、シェアすることをお勧めします。また大きな一口で食べると、チーズがお餅のように、のどに詰まるので注意を……。
ポークナックルとスメチカはレストラン
『レストラン・ウ・ピンカスー』で食べました。
9.シュニッツェル Schnitzel 450Kč
シュニッツェルは、オーストリアが有名ですが、チェコでも一般的に食される料理のひとつです。オーストリアよりも分厚く、ジューシーなお肉は、揚げたとは思えないほど軽く、女性やお子さまでも気軽に頂けると思います。レモンやテーブルの塩コショウで味をお好みに整えることができます。また付け添えの甘いベリーソースも意外と合いました。日本のトンカツが好きな方にお勧めです。
10.ナクラーダニー ヘルメリーン nakládaný hermelín 155Kč
カマンベールチーズや唐辛子を酢漬けした前菜料理。チェコではとてもポピュラーで、瓶詰された物をスーパーマーケットなどで購入することもできます。チーズの間に挟まれた少し辛い唐辛子ペースが良いアクセントとなり、前菜でありながら、強いインパクトを残す料理です。お酢も決して強くなく、カマンベールチーズも癖がありません。そのまま食べても美味しいですが、パンに乗せると最高の一品です。ピクルスとカマンベールチーズが好きな方にお勧めです。
シュニッツェルとナクラーダニー ヘルメリーンはレストラン
『La Republica Restaurant』で食べました。
11.メドヴニーク Medovnik 99Kč
チェコではとてもポピュラーな蜂蜜のケーキ。スーパーマーケットでは、ホールで売っていたりします。甘さ控えな生クリームが、より蜂蜜の甘み、香りを引き立たせてくれます。生地もサクッとした歯応えで、甘いものが好きな方には、是非食べて頂きたいスイーツです。
メドヴニークはレストラン&カフェ
『My Bistro & Café』で食べました。
番外編.トゥルデルニーク Trdelník 100Kč前後
渦巻状に焼いたパンに粉砂糖やクルミの粉をまぶしたチェコ観光の定番のおやつ。渦巻き状のパンの中心は空洞となっており、その中にアイスクリームやチョコレートソースをトッピングするのが人気です。プラハの旧市街地を歩いていれば、すぐにお店が見つかるほど、たくさんあります。トッピングや価格はお店によって変わりますが、大体100コルナ前後で頂けます。私はホイップクリームだけのトッピングをお勧めします。甘さ控えめのホイップクリームとトゥルデルニークの甘みが良い塩梅となり、激甘が苦手という方にはおススメです。※お店によってはホイップクリームだけのトッピングがない場合もありますのでご注意ください。
以上、チェコのオススメ料理とプラハで食べられるレストランの紹介でした。
※注意※
・私は2023年6月にプラハを訪れていました。既にレストランが無かったり、メニューや値段が変わっている可能性もあります。また季節によっては提供されていない可能性もありますので事前にご確認ください。
・名物のチェコ料理を自力で調べ、ご紹介しているつもりです。しかし勘違いして食べて、ご紹介している可能性もありますので、予めご了承ください。
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