オスロの救世主墓地/Our Savior's Cemetery


2023年4月某日、ノルウェーのオスロにある救世主墓地を訪れた。この場所はオスロの中心街より徒歩圏内の郊外に位置し、1808年にナポレオン戦争や飢餓による死者の増加に伴い、開設された墓地である。

こちらが救世主墓地の入り口のようす。
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情報どおり、かなり歴史を感じさせる門構えである。ちなみに【救世主墓地】と翻訳しているが、本来の名前は『Vår Frelsers Gravlund(我々の救世主墓地)』である。しかし、この我々が筆者を示す言葉ではなかったので、今回は【オスロの救世主墓地】として紹介させて頂くことにした。

早速、敷地内に入り、状況を確認する。
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こちらが墓地の見取り図である。敷地面積はそれほど大きくないが、多くの墓石がセクター毎に分かれており、並んでいるようだ。また看板の下部に書かれている注意書きから見て、馬でのライドオンは禁止されているようだが、写真撮影は禁止されていないようだ。

一応、あたりを見回すと観光客らしき方もおり、カメラやスマートフォンで墓地を撮影をしている方も確認できる。兎にも角にも、ここは死者が眠る神聖な場所である。軽率な行動は避け、敬意をもって行動する必要がある。

こちらが、敷地内のようす。
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こちらの墓地は現在、既存するお墓とその家族だけが新たに埋葬できるとのことだ。つまり、新たな墓石は作られていないとのこと。そのため、どの墓石も歴史を感じさせるものばかりだ。また敷地内は公園のように広いスペースが設けられている。訪れた日はあいにくの天気であったが、犬の散歩やベンチで話し込むカップルなど和やかな空間でもあった。

ちなみに救世主墓地には多くの著名人のお墓がある。私の勉強不足で大変に申し訳ないが、ノルウェーで活躍した軍人や政治家、作家など様々な分野で活躍された方が眠っている。まさにノルウェーの方たちにとっては【我々の救世主墓地】といった名にふさわしい場所である。
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中には日本でも有名な画家のお墓もこの場所にはある。
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彼の名はエドヴァルド・ムンクである。あの『ムンクの叫び』で有名な画家である。彼はノルウェー出身であり、彼の大きな美術館はオスロの中心街にドンと聳え立っている。今回、予算の都合上、彼の美術館に行くことはできなかったが、墓前で一礼し、僭越ながら彼の功績を称えさせていただいた。
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その後も綺麗に整備された敷地内を散歩するように見て回る。もう少し暖かい時期に訪れていたら、緑も色づき、より素晴らしい景色を見ることができたかもしれない。
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私は1時間ほど滞在し、オスロの救世主墓地を後にした。オスロの滞在はわずか数日しかなかったが、この場所に来て、歴史ある墓地を見れたことはとても有意義な時間であった。綺麗に整備された墓地と歴史を感じさせる墓石の数々は、きっと忘れらない景色となるだろう。これからも世界中の素敵な墓地を訪れて行きたい。

おわり。
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Our Savior's Cemetery

A cemetery located a little far from the center of Oslo. A historic cemetery where many of Norway's most famous people are buried. The place, open like a park, is very beautiful.

Location: Oslo Norway
Shooting date: 4/2023
category: Cemetery & Funeral
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