バルト駅市場/Baltic Station Market
【シリーズ 世界の市場】
2022年7月某日。
エストニアのタリンにあるバルト駅市場を訪れた。
この市場はタリンの主要駅【バルト駅(Baltic Station)】の駅前にあり、土地がら地元の方だけではなく、観光客にも人気の大型の市場である。場内にはたくさんのお店が入っているとのことで、今回、短い滞在期間ではあたっがタリンに行く機会があったので立ち寄って見た。
こちらがバルト駅市場の入り口。
大きな市場で入り口はいくつかあるのだが、こちらはバルト駅に一番近い入り口である。モダンでクールな門構えである。これはなかなかの素敵市場の予感だ。早速、中へと入ってみる。
入り口付近の野外では、新鮮な野菜や果物が販売されていた。
特にベリー系の種類の豊富さに驚いた。タリンではキッチンなしのホテルに滞在していたため、購入することは断念したが、とても美味しそうであった。
野外の販売コーナーを抜けると地下を含む、2階建ての建物がある。グランドフロアには素敵なギフトショップやペット用品店などがある。
続いてグランドフロアの奥にある鮮魚エリアへと行ってみた。
さすが北欧の街タリン。魚の種類は豊富で、素晴らしい鮮度で販売されていた。鮭は寿司や刺身でも食べられそうな感じだ。その他にも新鮮な牡蛎やカニなどが並ぶ。
何だか鮭とば(Sake Toba)みたいな加工品もあったりする。
続いてお肉屋さんエリアに行ってみた。
こちらも清潔感のある場所で販売されており、良い感じだ。販売してるラインナップとしては隣国ラトビアとそれほど大差はなく、日本とも似たような感じである。
さらにその先にはチーズ屋さんもある。
さすがにチーズの種類は日本とは別格な豊富さである。kg単位で購入すれば、かなりお得であるが一人暮らしでは食べきれるか不安なので、買うのには躊躇してしまう……。
ちなみにバルト駅市場の地下には大型のスーパーマーケットも入っている。
ブダペストの市場で最初にスーパーマーケットを見かけ時は、“市場の中にスーパーマーケット!?“と驚いてたが、何だか最近ではヨーロッパの市場あるあると化してきた。
続いてはフードコートエリア。
市場でもかなりの面積を占め、店舗数もかなりある。地元の料理から日本料理まで選択肢は多い。何か食べて行こうと思ったが、どの店も結構混んでいたので、パンだけ購入して場外で頂いた。
続いてエスカレーターで上の階へと上がる。
こちらでは主に衣服が並ぶ。フードコートにも負けに店舗数で洋服からカバン、帽子、アクセサリーまで何でも揃うといった感じだ。
また面白いところでは骨董品などを扱うお店がいつかあった。
絵画や高級なランプ、アンティークなおもちゃまで、買う気はまったくなくとも、見ているだけで十分に楽しめるエリアだ。高級なアンティーク商品ということもあり、写真は入り口付近のこの一枚だけ撮影したが、何だか掘り出し物でもありそうな感じであった。
私は1時間ほど滞在しバルト駅市場を後にした。
今回は短い滞在期間ということで、それほど買い物はできなかったが、とても綺麗で雰囲気のよい市場であった。次回は1か月ほどタリンに滞在してバルト駅市場をたくさん利用したいと思う。
おわり。
Baltic Station Market
Nice market right in front of Baltic station. Fresh fish and vegetables form a line, and food court is substantial, too. It is a recommended place for tourists as they sell good souvenirs.
Location: Tallinn Estonia
Shooting date: 7/2022
category: Market & Night Market
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