嵊山島の廃村/Shengshan Island
【シリーズ 世界の廃墟】
2017年5月某日。
中国上海にある
嵊山島へ行ってきた。
残念な事に未だに嵊山が読めないw
この島には廃墟マニアなら言わずと知れた廃村 "後頭湾村" があり私も『念願の・・・』という気持ちで訪れた。
嵊山島へは上海の
<浦東国際空港>から電車で
<南浦大橋客運站>へそこから1時間ほどバスで船のターミナルまで移動する。
そして船に乗って4時間__。東京から上海より長い道のりだ・・・
そして嵊山島に隣接する
枸杞(くこ)島に到着。
枸杞島と嵊山島は大きな橋で繋がっており、島も広くはないので、歩いて嵊山島を目指すことに。
島は中国人の観光客で賑わっているが、住居も多く、学校などもいくつかあった。
嵊山島に到着___。
目的の廃村へは翌朝行くことに。
ホテルのチェックインを済ませ、初日は島を探索することに。
島にはコンビニはなく小さな商店や食堂があり、どこか懐かしい雰囲気だ。
走る車やバイクの車種は古く、修理屋さんは忙しそうであった。
翌朝_____。
いよいよ廃村を目指す。
『廃墟と磯釣りは朝一を狙え!』がモット―なのでAM4時にホテルを出発。
真っ暗。
歩いて数十分____。
すっかり景色は変わり田舎の山道といった感じに・・・。
ここから霧が物凄かった・・・。
野良犬も増えてきた。
さらに道を進むと・・・
もう一寸先は闇状態に・・・
ホテル出発から1時間ほど目的の廃村に到着
到着と共に霧が晴れ、村の全貌が姿を現す。
緑に包まれた家屋が段々と並び、海に対するその姿は圧巻だった・・・。
道は石畳で雑草は凄かったものの、まだまだしっかりとしていた。
かつて漁村として栄えていた村も今は野良犬の住処と化している・・・
と思ったのだが、何とこの廃村にはまだ数名の村人が住んでいるとの事。
実際に朝5時過ぎに村人お爺ちゃんと遭遇。
やはりお邪魔している身としては挨拶せねば!
『ニーハオ』と声をかけると『ムニャムニャムニャ』と返事をしてくれた。
不便そうではあるが、こんな素敵な場所に住めるなんて羨ましい。
2時間ほど滞在して廃村を後にする・・・。
帰るころには数名の観光客が来ていた。
やはり廃墟巡りは朝一に限る。
翌日____。
3日間滞在したこの島ともお別れ。
雰囲気も良かったし、バイクタクシーのオジサンたちも優しかった。
是非、また訪れたい。
Shengshan Island
Location: Shengshan Island Shanghai China
Shooting date: 05/2017
category: Abandoned Places
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