ポドヤン・マーケット/Market Poduene
【シリーズ 世界の市場】
2021年1月某日。
ブルガリアのソフィアにあるポドヤン・マーケットを訪れた。
このマーケットはソフィアの郊外にある市場で、地元の人から愛される至って普通の青空市場である。しかし、ブルガリアのあるWeb記事で動物たちが違法に売買されている疑いがあり、警察の調査が入ったと書かれていた。これはなかなか興味深い市場だということで早速、開催日を確認しポドヤン・マーケットへと向かった__。
コロナ渦にも関わらず大変に賑わった様子だ。この中を堂々とカメラで撮影するのも少し不安なので、私はスマートフォンの動画を回し、この市場の内情を調べることにした。
こちらがポドヤン・マーケット内部の様子__。
主に食品が多く扱われているようだ。包装などから見て、その多くが小規模または個人で作られたものだと分かる。
こちらはソーセージやハム。何だかこの様に撮影すると怪しげな肉感が否めないが、美味しそうな商品が並んでいた。
こちらはジャムやマヨネーズだろうか。どれもスーパーなどで買うより遥かに安価であった。また他にも野菜や肉なども充実しており、この市場だけで十分に食材を揃えることが可能だろう。
また市場内にある古い建物にはレストランがあり、家族連れやご老人たちが美味しそうな肉を食べていた。
そして、マーケットの半分ほどを占めるのが、動物や観賞魚を扱うお店であった。
かなり大っぴらに販売されていたので、恐らく合法的な販売だろ。その多くはウサギや金魚、鳥などの小動物であったが、中には生後数か月くらいの犬も販売されていた。
狭いケージに2頭。少し窮屈そうだが、ぐっすりと眠っていた。
さらに1月のブルガリアには似つかない生き物を発見した。
子供も夢中になってしまう赤い丸で囲まれた生き物は『レオパ』である。爬虫類の飼育に精通しているわけではないが、さすがに氷点下近い中、プラスティックのパックで販売するのは危険だと思う……。
私は1時間ほど滞在し、ポドヤン・マーケットを後にした__。
事前情報どおり、多くの生き物が販売されていた市場であったが、それは違法的なものではなさそうだ。しかし小さなゲージや温度管理など少し怪しげな部分があったのも事実である。
おわり__。
Market Poduene
As described to the information, there were animals there. I don't know if it's illegal, but it was a little uneasy selling method..
Location: Sofia Bulgaria
Shooting date: 1/2021
category: Market & Night Market
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