スネールハウス/Snail House
2021年2月某日。
ソフィアの郊外にあるスネールハウスを訪れた。
ソフィア滞在中に知った謎の家『スネールハウス』。名のとおり、カタツムリの形をした家のようだ。かなり気になる物件なので早速行ってみることに___。
こちらが最寄りの地下鉄の駅。
最寄りと言ってもここから5kmくらい歩く必要がある。ソフィアには何本かの地下鉄が走っており、今後さらに路線が伸びる予定だ。駅も綺麗でブルガリアの発展には驚かされる。ともあれスネールハウスを目指す___。
道中は都市部に比べると人通りは少ないものの、車やバスは結構走っていた。また郊外にはショッピングモールや建設中のアパートも多くあり、将来的にはここら辺まで地下鉄が来るのだろ。
さらに歩くと完全な郊外となり、お店はなく住宅が続く___。そろそろスネールハウスが見えるはずなのだが……。
突如、変なやつが現れる。
周辺には普通の住宅や小学校があるのだが、明らかに異なる存在感。これがスネールハウスだ。
スネールハウスを横から見ると幾つもの窓が見える。窓の量からしてアパートとして利用されているのだろうか。屋上にも何かあるようだ。
建物はカラフルな縞模様で彩られている。触角はブルガリアの国旗の色になっているようだ。
目の部分は球体で作られており、風が吹くとクルクル回るようになっている。カラフルな見た目だけじゃなく、この表情がスネールハウスの独創性をより一層引き立てている感じがする。
入口は残念ながら閉まっている様子。しかしアパートであれば住人の出入りがあるため、こんな感じにシャッターは降りていないはず……。一体何の施設なのだろうか?小学校も近いので、もしかすると児童館のような場所かもしれない。
中は見れそうもの無いので逆側を調査してみる。
窓がある逆側は貝殻になっている。こちらからの見た目はより一層、ド派手な感じに仕上げがっている。これだけ明るい色だと夜間でも結構目立つだろう。
スネールハウスの表面は鉄板で作られている。冬は寒いソフィアも夏はけっこう暑くなるので、これは中まで熱が伝わるのではと少し心配になる。
さらにスネールハウスの周辺には様々なオブジェが飾られていた。
一般道や標識の上などにも飾られており日本だと絶対アウトなやつだが、ブルガリアではOKな感じなのかもしれない。また小学校の近くにこんな建物やオブジェがあったら通学する小学生も楽しいだろう。
私は20分ほど滞在し、この場所を後にした___。
ブルガリアのソフィア郊外にある超カラフルなスネールハウス。久々の長距離の徒歩も難なくこなし、素晴らしい建物も見れたので良い日であった。これからも世界中の面白い建物をたくさん見ていきたい。
おわり。
Snail House
A mysterious house in the suburbs. Colorful and interesting!
Location: Sofia Bulgaria
Shooting date: 2/2021
category: Amazing Place
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